JLCPCBでタイヤのホイールやボールセンサの遮蔽を発注してみました!(ロボカップジュニア)

<前書き>

今回はJLCPCBさんにスポンサーになっていたということで、ボールセンサ遮蔽3種類と、ホイールを二種類発注させていただきました!本当にありがたいです!

そして、このブログでは、簡単な発注手順と、発注物の素材の実際の感想を書いていきたいと思います。

 

<発注物の比較>

l  ボールセンサ遮蔽(LEDO 6060 Resin)

-素材の特徴(引用:JLCPCB)

High dimensional stability, low shrinkage and excellent yellowing resistance. Good temperature resistance. Suitable for batch parts. Heatproof: 56. Applications: Functional prototypes, moisture-proof/waterproof conceptual models and small batch production in automotive, medical, consumer electronics fields.

-翻訳Ver(DeepL翻訳より)

寸法安定性が高く、収縮率が小さく、耐黄変性に優れる。耐熱性が良好です。バッチ部品に適する。耐熱性がある。56℃. 用途 自動車、医療、家電分野での機能試作、防湿・防水のコンセプトモデル、小ロット生産。

-私の感想

・触り心地はさらさらしていて粉っぽいかな

・かなりきれいにできている

・積層のあとがあまり見えない

・かなりやわらかい(細いからだと思います)

0.8mmの板厚の部分があり、少し、うまくいっていなかった(ちょっと削れていた?)

JLCPCBさんから、「0.8mmでうまくいかない可能性がありますが、このファイルを印刷しますか?」ときかれたので、お願いしますと答えました。ですから、ちょっと削れているのだと思います。


l  ボールセンサ遮蔽(Black Resin)

-素材の特徴(引用:JLCPCB)

Good surface finish, good toughness, high dimensional stability and low shrinkage. Good temperature resistance, durable, suitable for batch production.Not suitable for high temperature and strong sunlight environment. Heatproof: 58 Application: Master molds, conceptual models, general or functional parts in automotive, medical, consumer electronics fields.

-翻訳Ver(DeepL翻訳より)

良好な表面仕上げ、良好な靭性、高い寸法安定性と低収縮。良好な耐熱性、耐久性、高温と強い日光の環境には適していないバッチproduction.Notに適しています。耐熱。58℃のアプリケーション。自動車、医療、家電分野のマスターモールド、コンセプトモデル、一般的または機能的な部品。


ほかの部品も発注しました(結構素材の感じが見やすいかもしれないです)

-私の感想

・触り心地はさらさらしていて粉っぽいかな

・かなりきれいにできている

・積層のあとがあまり見えない


0.8mmの板厚の部分がありましたが、うまくできていました。とてもきれいでした。

LEGO 6060 Resinと同じ素材に思えました。(あまり違いがわかりませんでした)


l  ボールセンサ遮蔽(8111X Resin)

-素材の特徴(引用:JLCPCB)

Good surface finish, fast manufacturing time, high dimensional stability, low shrinkage, excellent yellowing resistance, good temperature resistance.Not suitable for high temperature & strong sunlight environment. Heatproof: 59.1 Application: Prototype of enclosure verification, general assembly parts, functional parts.

-翻訳Ver(DeepL翻訳より)

良好な表面仕上げ、高速製造時間、高い寸法安定性、低収縮性、優れた耐黄変性、高温&強い日光環境には適していない良い温度resistance.Not。耐熱。59.1 ℃アプリケーション。エンクロージャーの検証のプロトタイプ、一般的なアセンブリの部品、機能部品。

-私の感想

・頼んだプリント物の中で一番柔らかい(ふにゃふにゃ)

・さらさら

0.8mmの板厚のところではやはり、薄すぎてかなりへこんだりしていました。

 

l  ホイール①②(316L)

-素材の特徴(引用:JLCPCB)

316L stainless steel, surface roughness: Ra3.2-6.3, easy to process. Application : Functional structural parts with complex shape and high strength requirements.

-翻訳Ver(DeepL翻訳より)

316Lステンレス鋼、表面粗さ。Ra3.2-6.3、加工しやすい。用途: 複雑な形状で高い強度が要求される機能性構造部品。


-私の感想

・とても重かった(ロボットのホイールには使えないかなぁ、これやったら平たい部分はCNCでアルミを削ったほうがいいかも)

・凹凸がかなりあってぴったり合わせようと思うとできない

・小さなぶつぶつが大量発生している

・めちゃくちゃ硬くて、2mmの板厚でも折り曲げたりができない

・なんかかっこいい

・ざらざら感がはんぱない


l  ホイール①②(8000 Resin)

-素材の特徴(引用:JLCPCB)

Natural white, Good Surface Finish, High Toughness/Strength. Heatproof: 46 Applications: Accessories, prototypes, enclosures and art sculptures.

-翻訳Ver(DeepL翻訳より)

自然な白さ、良好な表面仕上げ、高い靭性/強さ。耐熱。46℃のアプリケーション。アクセサリー、プロトタイプ、エンクロージャー、アートスカルプチャーなど。

-私の感想

2mmの板厚で発注したのですか、曲がるので、強度が必要なホイールには使えなさそう

・さらさら

・粉っぽい


<感想>

まず初めに驚いたことは「精度がよすぎる!!!!」ということです。下の写真を見てほしいのですが、左が自作プリントで、右がJLCPCBプリントです。

この違いが生まれたのは作り方が違うかららしいです。

私が普段使っている3Dプリンタは熱溶解積層方式だそうで、ノズルからフィラメントをとかして押し出し、それを積み上げていく作り方です。一方でレジン(光造形)では、液状の樹脂に紫外線をあててその樹脂を硬化させる作業を繰り返すことで、立体的に作り上げる作り方です。この方法をとることによってより細かなものを作り出すことができます。これが、高精度なプリントにつながっているのだと思います。

 また、自作より全然精度がいいので、細かいプリントをするときには頼んだりしたほうがいいかもしれません。私は、一旦は、自作して、どのようなものが出来上がるか試作し、それがうまくいきそうであれば発注しようと思います。

<発注方法>

https://raspberrypi.mongonta.com/how-to-order-jlcpcb-3dprinting-service/

↑このサイトがとても発注の仕方がわかりやすいと思いました。

私が紹介するよりも、レベルの高い方がやっておられているサイトを見たほうがいいと思うので、ぜひ発注方法はほかのサイトをみてやっていただけたらと思います。

私は検索ワードに「JLCPCB 3D 発注方法」のように検索してそれを参考に発注しました。

ぜひ!JLCPCB3Dプリントだけでなく、自作基板なども頼んでみてください!

JLCPCBのサイト→  

jlcpcb.com/JPV

コメント

このブログの人気の投稿

ArduinoでIRセンサの処理の高速化

ロボカップジュニアで使う基板を発注しました!!